いのち 5






「んッ、ぁああ!」

ぐぐ、と自分の中に侵入してくるブルー。
そこから鋭い痛みと圧迫感がせり上がってくる。
何が起こったのか、理解出来なかった。

(いたい、痛い…いたい…)

痛みがジョミーの頭の中を支配する。
触れ合った箇所からジョミーの思念が伝わってくる。
ぎゅっと目を瞑り、痛みに身体を強張らせるジョミー。
狭い膣内は、ブルーにも痛みを与える。

「ジョミー…っ…ジョミー…大丈夫か?」

ブルーは眉を顰めながら、ジョミーの前髪を払い、汗の浮かぶ額に口付ける。

「ゆっくり、落ち着いて。深呼吸して…」
「は、ぁふ、はぁッ…」

ジョミーは言われたとおり、とにかく息を整えるのに必死だった。

「ブル、ぅ…」
「ジョミー、耐えられるかい?」
「ぅ、ん…も、入っ…た?」

エメラルドを涙に濡らしながらジョミーが尋ねる。
答え辛い質問だった。
挿入し始めたのは良いのだが、ジョミーの膣はブルーの性器に比べてとても狭いのだ。
さらに痛みで締め付けようとするものだから、なかなか上手く入らない。
まだ、亀頭部分しか挿入出来ていなかった。

「……まだ、先端しか…」
「う、そぉ…」
「ごめん、辛い思いさせて…もう少し、だから…もう少しで楽になる、から…」

そう言うと、ブルーはジョミーの脚を抱えなおして、挿入を続けた。
一番太い部分が入れば、あとは楽になるだろう。
早くしてしまわないと、ジョミーが辛い。
ブルーはぐっと腰を押し付けた。
何度か繰り返して、やっと一番太い部分が膣に収まった。
つっかえがなくなり、更にジョミーの愛液で滑る内部に性器を押し付けると、どうなるかは一目瞭然で。
性器は思ったよりも勢いよくジョミーの膣内に収まった。

「ん、ふぁぁあ!」
「っく…!」

ずぷん、と勢い良く奥まで侵入してきたブルーの性器。
突然のことにジョミーは背を仰け反らせて涙を散らした。
確かに、さっきよりは辛くない。
だが痛いことには変わりない。
受け入れたところがじんじんと、熱い。

「分かるかい?いま、僕達は一つになってるんだ。」
「ん、ぅん、わかる…ブルーが、ここに…いる…」

細い白い手で、ジョミーは下腹部をいとおしげに撫でる。
内部に確かな熱を感じた。
儚げに微笑むジョミーはとても綺麗で、ブルーはどくんと心臓が撥ねるのを感じた。
ピンクの媚肉はブルーに絡みつくように蠢き、締め付けている。
ジョミーの膣内で、ブルーの性器が大きさを増す。

「んっ、なに……!?」
「ごめんね、ジョミーが可愛すぎて…もう、限界だ…ッ」

ブルーは上体を倒してジョミーに深いキスをすると、律動を始めた。

「ん、んん、んふ…ッ、ふぁっ」

噛み付くようにキスをされる。
口内を荒らすように、ブルーの舌が動いて。
ジョミーはブルーにしがみつくので必死だった。

グチュグチュ、と繋がった部分から卑猥な水音が聞こえた。
身体のぶつかる音や、耳元に聞こえるブルーの吐息に、ジョミーの聴覚までもが犯される。
とくに、時々吐き出される、ブルーの堪らないような吐息がジョミーの肌を粟立たせていた。
耳朶を甘噛みされて。
ぞわぞわと背筋に快感が走るのだ。

そしてブルーの性器がある点を掠めたとき、ジョミーは激しい快感が背筋をかけるのを感じた。













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次回最終回(予定)です。
妊娠ものは、中○し大好物な私には堪らんです^^ハァハァ
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