いのち 2





ジョミーの着ている上着を脱がせると、何と胸部は包帯に包まれていた。

「ジョミー!?怪我をしているのかい!?」

ガシッと肩を掴んで言うブルーに、ジョミーは驚いてぶんぶんと首を横に降った。
そして、少し目を彷徨わせた後に言った。

「えっと…皆に女だって言いそびれて…この服じゃ胸があることが分かっちゃうから…」
「包帯で押しつぶしていたのか!?」

瞠目するブルーに気圧されながら、頷いたジョミー。
ブルーは唖然としながらも、ジョミーの包帯を解いていく。
余程きつく巻いてあったのか、平坦に見えていたそこには、ふくよかな乳房が隠されていた。
潰されていたにも関わらず形は崩れていない。
じっと見ていると、ジョミーは慌てて胸を隠した。

「押さえつけるのは、身体に悪いからやめなさい。」
「はぁい…」

素直に返事をするジョミーに微笑み、キスをした。
最初は触れるだけのバードキス。
唇を離してジョミーを見下ろすと何だかくすぐったくて、クスクスと笑いあった。
そして少し深く口付けるとジョミーはブルーの服をきゅっと掴んだ。

胸を隠していたもう片方の腕を掴んでシーツに押し付けると、露になるジョミーの乳房。
そっと触れるとそれはブルーの掌にすっぽりと収まった。
あまり力を入れずに揉んでみた。
手触りのよい肌に、柔らかな乳房。
始めて触れるジョミーの肌に、ブルーは眩暈がするような情欲を感じていた。

「ふ…」

ふにふにと柔肌を揉んでいると、ジョミーは小さく声を漏らした。
掌に、ツンと主張する頂きを感じる。
指先で優しく摘むと、ジョミーの身体がビクッと撥ねた。
初な反応がとても可愛らしい。

首筋に唇を落とし、きつく吸う。

「いたっ」
「ああ、痛かったかい?」
「痛い!」

唇をへの字に結んで、ジョミーはブルーを睨む。
苦笑しながら首筋を見ると、紅いキスマークができていた。
ブルーは痛みを癒すかのように所有印を舌でなぞった。

徐々に唇を下げていき、桃色の突起を口に含む。

「あ、ぁッ」

弄ぶように舐ると、ジョミーは嬌声をあげた。
少し歯を立てたり、吸い上げるようにすると、ジョミーは片手でブルーの頭をぎゅっと抱きしめた。

「ジョミー、どうした?」
「…なんか、変っ…」

初めての感覚に戸惑うジョミーは、眉尻を下げてブルーを見ている。

「…嫌?」
「う…ううん、嫌じゃ…ない、けど…変なんだ…なんか、ぞわぞわってする」
「少し耐えてごらん?気持ちよくなるから」

優しく微笑みかけると、ジョミーはこくりと頷いて腕を緩めた。
ブルーは乳房を揉みしだき、再び頂きに唇を寄せた。
ジョミーの片腕を拘束していた手を身体のラインに沿わせておろし、ジョミーのズボンに手をかけ、下着ごとずるりと引きぬく。

「あ!」

これで、ジョミーの身体を隠すものは何もなくなってしまった。
恥ずかしいのか、ジョミーはシーツを引き上げようとするが、ブルーはそれを静止する。
服の上からでは分からなかったのだが、どうやらジョミーは出るところは出ていて、引っ込むところは引っ込んでいるようだ。
基本的にスレンダーなのだが、中性的な顔に、女性的な肉体で。
そのアンバランスさがとても魅力的だった。

「あ、あんまり…見ない、でよ…」

シーツを引き上げるのを諦めたジョミーは、今度は両腕で顔を隠した。
顔を隠したことでジョミーの身体は無防備になっているのだが、ジョミーは気付かない。
好都合だと言わんばかりに、ブルーは身体を下げた。
すらりとした脚を開かせて、秘部に目をやる。

ジョミーの髪と同色の茂みの、更に奥。
誰も受け入れたことのないそこはとても綺麗だった。
まだ発達して間もないぐらいだが、少し濡れ始めてきている。
ブルーは指先で少し、とろりとした粘液を掬ってみた。
「ひ…ッ!」

突然、秘部に触れられ、ジョミーは驚いて顔を上げた。
それだけでも信じられないことなのに、ブルーはその場所に唇を寄せたのだった。

「ぅ、うわぁ!」
「こら。じっとしてなさい」

ジョミーは顔を真っ赤にしてがばりと起き上がる。
だが、ブルーに諌められてもう一度ベッドに寝転がった。

(そんなとこ、舐めるなんて…!)

恥ずかしくて堪らない。
先にシャワー浴びるんだった、とジョミーは後悔していた。

「舐めて解さないと、辛いのはジョミーだからね。」
「!!!!っ…よ、読むなよっ!」
「読んでないよ。聞こえたんだ。」
「…………」

むっすりと膨れるジョミーの色づいた頬にキスをすると、ブルーはもう一度ジョミーの脚の間に顔を埋めた。

「ふ、ぁ!」

秘部の突起を舌で弄ぶと、今度は脚をバタつかせて抵抗しようとした。
ジョミーのほっそりとした足首を掴むと、ぐいとベッドに押し付ける。
その際に少し脚を開かせて固定したせいでジョミーは秘部を露にしたまま動けなくなってしまった。
だが、ブルーは動けないジョミーをいいことに、舌を突起に絡ませたり、蕾に挿しいれたりして愛撫を続けている。

グチュグチュと濡れた音が聞こえて。
ジョミーは泣きそうになった。

「や、ぁ…きたな、い、からっ…」
「全然汚くないよ。綺麗なくらいだ。」

チュッと音を立てて、ブルーはジョミーの秘部にキスをした。
花芯はだんだんと硬くなり、主張し始めている。
蕾から溢れる蜜も増してきている。
そろそろ、解し始めてもいいかもしれない。

「ちょっと痛いかもしれないけど、我慢して…」

愛液を絡ませて、中指をゆっくりと挿入した。
自分の中に、何かが入ってくる。
感じたことのない妙な感覚にジョミーは下腹部に目をやった。
ブルーの手が動くたびに、感じる感覚。

「ん、ん…」
「痛くないかい?」
「ん、大丈夫…」

ぽふっと枕に頭を置くと、更に異物感が増した。

愛液の助けを借り、何とか指を二本挿入することが出来た。
問題はこれからだ。
ジョミーの膣はまだ発達の途中のようで、三本目はきっと無理だろう。
だが、指二本分で自分のものが入るとは思わない。
とりあえず出来るところまで解してみようと、ブルーは指を動かした。












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女性化EROでございます…!
あわわわ…!折角の女の子ジョミーの初体験(笑)なので、濃厚に書こうと思ったら長くなってしまいました…!
もう少し続きます。EROはやはり難しいですね…!萌えていただけてましたら幸いです。
ブルーは紳士でいきます!



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